鳥羽商船高等専門学校さんからのご依頼で、バイオディーゼル燃料製造装置の実験プラントのご相談があり、携わらせて頂きました。
まずは、企画段階からの話しで、ある構想を先生がお持ちでしたが、実際の設備化は、全くの白紙状態からのスタートでした。
とにかく予算が無いので、どのようにしたら、安く作れるかを考えることが大事です。
次に、考え出した設備案で、どこまで自動化を進めるのかの検討を行いました。もちろん、ここでも、予算の関係が出てきますが、生徒さんにとって、学びのある装置にもしなければなりません。
色々と試行錯誤し、仕様が決定したら、実際の設計図におとしていきます。
全体像の設計から、個々の製作図面の設計まで、進めて参ります。
電気・計装の制御盤も、一体となる装置に納めなければなりません。
ようやくできたバイオディーゼル燃料製造装置の実験プラントを学校の方に据付工事をし、試運転が開始できました。
生徒さんも一緒に試運転に関わって頂き、色々と学びが深かったことと思います。
ケイ・エイチ工業は、このような、高等専門学校の生徒さんが実験で学ぶための装置の製作・導入支援でも、社会貢献している会社です。
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